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2010.09.21 Tuesday

介護サービスの不安とモチベーション

弊社では、いつまでも自分の足で歩けるライフスタイルを提供したい一念で
介護予防デイサービススタイル六甲を営んでおります…

しかし、この「介護サービス」だけは大変難しい。

いずれ私も「介護」される立場になるのでしょう。
だけどサービスを提供する側はみな「介護」される立場にまだなっていない。
マーケティングをしたり、ヒアリングをしたりして、
最適な「サービス」を提供すべく日々取り組んでいますが、
サービスのすべては実体験することが不可能。
想像と独りよがりのサービスを提供しているのかも知れない…。


夜中、はたと目を覚ますことがあります。

「われわれのサービスはもしかすると逆効果ではないか?」
「来てくれているおじいちゃんおばあちゃんは、黙ってくれているだけで本心は違うのではないか?」


考えだすと眠れません。


こうなると毎回、
責任者である介護事業部長や事業所のスタッフに聞きます。

「そろそろ利用者さんの運動機能に変化は出てきた?」
「利用者さんは喜んでくれている?」

事業所のスタッフはみな口を揃えて、
「大丈夫ですよ。機能も少しずつ改善してきているし、皆さん喜んでくれていますよ。」
と自信をもって答えてくれます。

毎度ですが、私はスタッフの表情や言葉で少し安心します。
また何日かすれば、夜中に目が覚めるのですが…。


先日、事業所責任者の急用があったので
はじめて私が利用者さんを車で送迎することになりました。

昼下がりの厳しい日差しの中、
時間どおりにバス停で待ってくれていたおじいちゃんは、
運転席にいる私に、
「今日は○○さん(うちの責任者)はどうしたの?」
「○○さんは今日はお休みなの?」
「○○さんは事業所にはいるの?」と何度も聞かれました。


「帰りの送迎はいつもどおり○○さんといっしょですよ。」
「○○は事業所にいますよ。」
「たまたま、今日だけ私がお迎えに上がったんですよ。」
etc…


だいぶ長い時間説明差し上げた思います。
やっとおじいちゃんは安心されたのか、
「そうか…」と笑顔になりました。

私は、
こんなに楽しみにしてくれている利用者さんがいてくれること、
会うのを楽しみにされているスタッフがいることに、
うれしくなりました。

すべてのサービスの効果を計るのはとても難しい。
しかし、シンプルに「楽しい」と思ってもらえること、
運動能力向上を少しでも実感してもらうことを目標に、
やっていこうと思えました。

事業所の目的からすると全く趣旨が違いますが、
利用者の皆さんに「楽しみな時間」を提供できることも、
サービスのひとつであり、実はもっとも大切ではないか?

また、自問自答を繰り返します。

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